産業医コラム
職場におけるメンタル不調の基礎知識と対策新着!!

はじめに:増加し続けるメンタル不調 近年、働く世代のメンタル不調は増加の一途をたどっています。うつ病の患者数は過去20年で約2〜3倍に増加し、精神障害に関する労災認定件数も右肩上がりです。さらに、自殺者の約4人に1人は会 […]

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産業医コラム
夏は要注意!?職場における食中毒対策

◆ はじめに:食中毒はどの職場でも起こりうる 食中毒と聞くと飲食店や食品工場を思い浮かべる方が多いですが、実際にはオフィスや工場の休憩室、社内イベントでも発生します。厚生労働省の統計(令和6年)でも、事業所内での発生例は […]

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産業医コラム
日焼け止めだけじゃ不十分!?職場で取り組むべき紫外線対策

◆ はじめに:紫外線は労働衛生の課題 紫外線は「夏のレジャー時だけ注意すればよい」というイメージがありますが、実際には屋外作業はもちろん、屋内勤務でも窓際や外回り業務で日常的に曝露しています。長期的には皮膚の光老化や皮膚 […]

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産業医コラム
健康診断、受けっぱなしになっていませんか?――人事が押さえるべき健診事後措置の実務

年1回の定期健康診断(安衛法第66条)は、すべての企業に義務づけられた重要な制度です。しかしながら、「とりあえず受診させればOK」という認識にとどまっていませんか? 企業には、健診の結果を適切に管理し、必要な事後措置を行 […]

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産業医コラム
初めてでも安心!〜衛生委員会の立ち上げから運用まで〜

◆ はじめに:「衛生委員会」は企業の健康管理の要 労働者の健康と安全を守るために欠かせないのが、「衛生委員会」の設置です。従業員が常時50人以上になった時点で、労働安全衛生法第18条により設置が義務づけられています。 衛 […]

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産業医コラム
“頑張る中間管理職”が危ない?中高年男性社員に潜むメンタルリスク

こんにちは!泌尿器科専門医・産業医の石川達郎です。 働き盛りの40〜50代男性社員のメンタル不調——。 単なる“個人の体調”の話ではなく、企業全体の生産性、組織運営、職場の雰囲気に大きく関わる重要課題です。 実際、私は産 […]

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産業医コラム
職場巡視の本質とは?人事が押さえるべき頻度・記録・効果的な進め方

◆ はじめに:職場巡視は“法令対応”だけではない 「産業医がたまに職場を見ているだけ」「衛生管理者の巡視記録は一応あるけど、内容はいつも同じ」このように、形骸化した職場巡視が少なくありません。 しかし実際、労働災害の予防 […]

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産業医コラム
2025年6月、熱中症対策が義務化!企業が準備すべき5つの対応とは?

2025年6月1日、労働安全衛生規則の改正により、職場における熱中症対策が“努力義務”から“法的義務”へと格上げされます。 これまで「安全配慮の一環」で行っていた熱中症対策が、今後は明確に企業の責任として規定され、未対応 […]

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産業医コラム
36協定=安心ではない?人事が知っておくべき“長時間労働管理”の落とし穴

長時間労働への対応は、いまや企業としての信頼性や従業員の健康に大きく関わる重要なテーマです。 その中で人事担当者の方がよく誤解しているのが、「36協定を締結しているから、長時間労働にも対応できている」という考えです。 実 […]

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産業医コラム
「うつ病」と「男性更年期障害」—よく似た2つの病気の見分け方

40〜60代の中高年男性社員から「やる気が出ない」「眠れない」「憂うつだ」といった訴えがあると、多くの方が「うつ病などの精神疾患では?」と考えるのではないでしょうか。 もちろん産業医としては、そのような社員が業務に支障を […]

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